ヘルメットくん買い替えのお話
うまぴょいしたりなんだかんだして気が付いたら今年も残り半分を切ったので初投稿です。
して
あらすじ
ぼちぼちヘルメットを更新してから3年くらいになり、ぼんやりとしか考えていなかった次のヘルメット候補を決めなきゃならなくなった。
🍆も無事に入ってきたことだし予算は概ね問題ないとして....
付け心地やユーザーインプレ、用途やら質感等の調査がなーんも出来てねぇんでまずはそっから考えてみよう
てなわけで用途の洗い出しやそれに係る判断材料の自分なりの考えをつらつら書いていこうと思う。参考にしてもしなくてもいいや。
用途
・インナーバイザーヘルメットで汎用性があるもの
これこれ、これがまず第一前提に来てしまった。
例えば夕方や夜間においてスモーク/ミラータイプ、昼間や逆光などのケースにおいてクリアタイプのシールドの視認性がしょうじきしんどい。なんてことが多々あると思う。
しかし両方のシールドを常日頃から持ち歩くのは面倒だし、そうした場合シールドが傷ついたり交換の手間が掛かったりとなかなか現実的ではないと思う。かさばるし神経使うし。
最近では調光シールドといった日光や明るさに反応し徐々にシールドそのものが
クリア←→スモークに切り替わるスグレモノもあるらしい...のだが....
これ幸いにも人柱様がいらっしゃったので調光シールドはあえなく不採用となった。無念。
一方インナーバイザータイプはというと各シチュエーションにおいて適宜スライド切り替えが可能であり取り回しに優れる。先述した昼間/夜間の切り替えがワンタッチでできてしまうのは非常にありがたい。
.....が、良いことばかりというわけにもいかない。
というのもスライド機構・実質的なバイザー二枚乗せにより重量が嵩み気味になる。だいたい通常型と比較して2~3割増といったところか。
「ヘルメットの重量? .1g台の差なんて誤差みたいなもんじゃん」
と思う読者諸兄も多いことと思う。僕もそう思います。
長距離移動時や首回りに疾患のある方に対して純粋な重量増というのは懸念材料足りえるはずで。微増した重量がどのくらい影響を与えるのかとか詳しくはわからんけども...
というわけで、だ。
・比較的軽量なもの
試金石的な意味合いも込めて重量の軽そうなものを選定したいと思う。
そりゃまぁ以前はGtAir被ってたし安全牌を取るならGtAir2あたりにするのが無難かなぁとは思う。思うよ。確かにあれはいいものだ。
でもそれじゃあさ、
なんかこう.....面白くないじゃない?(逆張りのコツ〇)
先も述べた通り、軽いことが走行時の疲労云々に対してどの程度アドバンテージを獲得できるのか興味があるので自分の体で実験してみたいと思う。
男は度胸、なんでも試してみるものさ。
・装着感と耳回りのスペース
これもなんやかんや重要なファクターだと認識している。
あまり圧迫感を感じすぎても、緩すぎてもしっくりこない。グローブや靴と同じでヘルメットもその辺は気にしてしまう。やっぱり体の相性(健全)って大事だよね。
耳回りのスペースはインカム搭載時スピーカー設置後の耳の仕舞い具合に大きく影響してくる。窮屈すぎると耳が常に圧迫されてギョーザ耳のまま走るハメになってしまう可能性がある。これなんて拷問?
・見た目・デザイン
心のTNPに耳を傾け、正直に選びましょう。
TNPの差す方向はあなたを裏切りません。決して。
んまぁ要はとにかく好みのがあればそれにしようそうしよう(今までの前置きは何だったのか)
以上4項目において量販店で物色・試着、ネットで調べたりした結果いくつかの候補に絞ることができた。
△LS2 CHALLENGER F
スペインに本社を置くLS2ブランドのヘルメット。「どこのドイツだよ」と思うだろう。僕もそう思う。スペインだけど。
調べたら大元のメーカーであるMHRの中のブランドがLS2だそうな。HND△とアキュラみたいなもんかな?(無垢)
んでMHRはMFJ公認ヘルメットを製造、2012年にMOTO2クラスライダーに採用されていた実績があるらしいとかなんとか。
とまぁ能書きはこの辺りで、単刀直入でパス。
聞き覚えのないメーカーだし被ったこともない。レビューでは「見立てよりワンサイズ上のを買うといいよ(要約)」とも書いてあった。
残念ながら量販店にチャレンジャーは置いて無かったものの、同社のシステムヘルメット「VALIANT」を試着した感じでは確かに見立てていたLサイズではキツイ。それでいて耳も擦れるような感じで個人的に肌に合わなかった。
そこまで帽体周辺の設計が乖離しているとは考えにくいのもありなんやかんやで見送ることにしたのだった。無念。
広めのシールドに至れり尽くせりの純オプション付き(ピンロック同梱etc)と装備そのものは充実したラインナップ、かつお値段もそこそこで軽量素材採用で軽量化もされていたり無骨なデザインで正直好みだったりと心動かされる要素は多分にあったのだが....
被り心地には.....勝てなかったよ.....(結局は体の相性)
さっきも触れてたと思うけどGtAir2。以前は無印を被ってたんで後継版ってことになるか。
でもなんやかんや被り心地(微々たる差ですごく悩んだけど)と軽さへの好奇心が選択肢から遠のかせてしまった。
こちらはOGKのカムイ最新モデル。そこそこのお値段と機能性、被り心地とコスパは良好そう。かといってチープさはあまり感じさせない。
さて、「風切音」。カムイシリーズはどうやら旧来から風切音がすごいらしく、色んな購入サイトのレビューでちらほら見かけるくらいには書かれてる。
「バイクに乗ってりゃ嫌でも風切音なんて聞こえてくるんじゃねぇの?」と思うけど恐らく風の聞こえ方なんだろうなぁと思う。知らんけど。(選んでた時点だとわりと軽視してたが後に身をもって体感するハメになったけれども)
これはこれでベーシック・シンプルで良さそうだと思いながらもビンビンに反応するヘルメットが目の前にあるのがいけなかった。
カーボン製のボディにカーボン繊維パターンが丸見えの外装。添える程度のカラーアクセント。この装備で1.4kg。ふーんえっちじゃん。
Winsのヘルメットは直近まで「x-road」を使ってたんで勝手知ったるところもあるし被り心地もドンピシャだったんでよしこれで決まりっハイよろしくぅ!(即購入)(雑導入)
なんかこいつも風切音すげぇってレビュー多いけど風切音なんてのは(以下略
次回「耳之内死す」デュエルスタンバイ!