気ままなバイク日記帳

一般通過ライダーの備忘録・探訪録です。(ブログ旧名:これって…探訪録ですよ…)

hurricaneくん盆栽日記Vol.10

年末太りやらかしてダイエット中なので初投稿です。順調に痩せてます。

いよいよhurricaneくん盆栽日記も第10回目。

今回は去年の夏ごろにhurricaneくんをちょこっと弄ったのでそのことを書きたいと思います。

久々のブログ投稿なので駄文になるかも。何卒ご容赦ください…

 

いきさつ

昨年7月初頭の某日。

某ウイルスの勢いはまだまだ収まる気配などなく...

そんなこんなで外出の機会が減り体力・気力がへなへなになってしまいました。

動いてないのに暑いよ~(へなちょこ)

そんでもって感染リスクやムラハチを考えると遠出も厳しくなったなぁ、と思いながら近場のおさんぽから帰宅。

 

....

よーっし帰宅後ルーティンの洗車でもするかァ――――

 

 

ん?

 

割れてんだよなぁ!?

アンダーカウル固定部がよぉ!?

今までこんなことなかったのにドウスッペ....

 

というわけで今回はアンダーカウルをどうにかするお話です。

辛い割れを救え。レスキュー開始!

 

修正案

A カウル一式を買う

同じ色のものは見つけたが、他の無事な部分も手元に来てしまうのは置き場問題がある。

ついでというかなんというか予算面の兼ね合い(一式約5万)もあるので厳しいか。

どうせなら、と全体のカラー変更も考えたがタンク部は上からプラカウルを被せる形状でタンクキャップに一工夫手を入れる必要もあるので難易度は高そう。

それとどうやら中華製っぽいのでチリツラ合わせに若干の不安もあるかも?

(とはいえ今付いてるカウルは中華なのかリビルド品なのかさっぱりわからないが)

 

B カウルを部分的に買う

Aのカウル一式を取り扱っているショップで部分売り自体はしてるっぽいが、要相談なのと当たり前とはいえ一式の値段から考えると少々割高感。

一方中古品となると大抵は外装慣らしされてたり肝心の取り付け部が壊れてたりする。

この手のは外装きれいにしたりリペイントしたり等手を入れる必要があるが、素人作業では周囲のクオリティと同調できるか不安が大きい。だってもともとめっちゃ綺麗だったので....

まぁ30云年経つ車体のカウルともなると今回のような事象が起きるのは当たり前といえば当たり前。

むしろ中華とはいえコピー品があるのは非常に有り難い。

とはいえ博打はなぁ....

 

うーん.....じゃあどうしようか?

 

 

 

 

 

 

C 破壊する。

いやね、三日三晩くらいモンハンして尻尾切断しながら考えたんですよ。

クオリティを維持しつつ博打を防ぎ、かつ加工を最小限に抑えてエコに済ませる方法....

それならいっそ切除してしまえばいいのでは?ボブは訝しんだ(狂気の沙汰)

ぶっちゃけ心は痛むけども、ツギハギになったりフランケンシュタインみたいになるよりかはマシ...か?

 

まずははんだごてでビームサーベルよろしくカウルを大まかに切り分ける。

なんでサンダーやノコでズバッと切らないんだ?と思うかもしれないが、振動や勢いでカウルが予期せぬ方向へ割れたり欠けたりしてしまうのでじわじわと切断する必要がある.....らしい。

 

実際にやってみるとこれはこれでやりやすいしモニョモニョ溶けて楽しい。

一番ダメージが入らないやり方は下書き線をなぞるように何回も軽く溶かしていくのがいいらしいけど僕は思いっきり切り分けました(脳筋

 

 

 

溶断したあとは砥石や回転ホイルで切断面を整えていく。

丁寧丁寧丁寧にやらないと周囲を傷つける可能性もあるので慎重に作業しよう(一敗)

 

 

整えたものがこちら。

ここから脱脂したり洗浄して切断面とその周囲をきれいにしたら塗装に入る。

 

 

今回使ったのは99工房の色味が近いもの二色。

おそらく表面がツルツルだとタッチアップペンでは塗装乗りがイマイチの可能性があるのでキズペン(クレヨンみたいな感じのやーつ)も併用。

この二色が混ざれば周囲の色とも馴染めそうだったのでいい塩梅でブレンドしていく。

 

塗り重ねて乾燥させたものがこちら。なかなかいい感じでは?

タッチアップペンを塗るときは乾燥を乾燥を挟みながら三層くらい重ねること、そこからキズペンで色味の調整と塗りムラ潰し。

塗れば塗るほど塗膜は強くなるが塗りすぎると違和感が出たり塗り重ねた塗装面を「ゴソッ」と持っていかれることもあるかもしれないのでほどほどに済ませよう。

十分乾燥出来ていることを確認したら装着ゥ......

 

 

 

 

フゥン.....

 

いいんじゃないかな?

元々の造形からすると若干物足りなさを感じるかもしれないがシンプルかつ綺麗目に修正出来たのでまあ良き。実験は成功だ!

正直このやり方は好みやカウルの状態で可否が分かれると思うけど、破損部位次第では十分ありかも?

 

とりあえず道路上に部位破壊素材をばら蒔く危険もなくなったし綺麗に出来たので僕は満足です。(ニッコリ)

まだまだ現役で走ってもらうからな^~