A-FORCE RS FLASHくんのインプレ
うまぴょいしようと思ったらなぜかトリガミが量産されたので初投降です。ゆるして。
前回はヘルメット買い替えの言い訳こじつけ指標だとか思ってることをぐだぐだ書いて長くなっちゃったんで分割してレビューを書きたいと思う。非力な私を許してくれ...
じゃあ早速
・装着感/内装
緩くもキツくもなくちょうどいい感じ。着脱もしんどくないしそれでいてホールド感もそこそこある。
内装はレッド×ブラックで中々オサレ。ここすきポイント
実はx-roadの内装とほぼほぼ同じ設計っぽい(内装流用可能)んだけどカラーリングで雰囲気変わるもんなんだなぁ...
触感はさらさらしてて空気をよく通しそうな感じ。
大きめの縫い目がある生地でスポンジが包まれててふわふわだぁ....
耳元インカム設置の逃がしスペースも十分で取り付けしやすいよう起毛ベースがあるんで配慮も◯。
チークパッドに擦れ防止のパンチング生地が添えてあるのも個人的にはすこ(↑写真)
・ルックス
表面がぬるぬるテカテカでどすけべえっちばい。
アルマイトブルーが差し色らしいけどディープブルーみたいな深みがあってすこ
・インナーバイザー/シールド
様々な購入サイトで「歪みあるな♂」と書かれているインナーバイザー。この個体は歪みらしい歪みは見受けられなかった。歪みねぇな♂。
調光具合はこんな感じで外から見たらミラー調の仕上げ表面になってる。
ど~れシールド弄ってあそんでみようわ~いわ~い!(無邪気)
パカッ.......ㇲッ.....スッ.....パカ.......
うん、Winsらしい軽い操作感。良く言えば軽快で悪く言えばちょっとチープさを感じる...かな?
........。
パカッ.......ㇲッ.....スッ.....パカ.......
パカッ.......パカ.......
..........。
うん。
うん?
ああ、歪みとやらの正体がわかっちゃった。なーんだ簡単じゃん!
恐らく「歪み」と思われている事象として、なーんかスクリーンに足元の白線なんかがチラチラ見えてしまうんだけど
たぶんこういう感じだと思うんだ。
足元の景色→インナー外側のミラーで反射→シールド内面の光沢で反射→視界に映る
確かにこれなら歪んでいると錯覚するのもまぁ頷けてしまう。
それに個々のシールドオンリーで使用してる時はこれらの反射は確認出来ないのでそうなんだと思う。メイビー。
それか本当に歪んでるのかもしれないけれどさすがに検品で弾かれるだろうしたぶん違うん....じゃないかなぁ.....
・重量
小数点以下1桁までの体重計で測定したんで目安程度ですがどうぞ。
GtAir+SENA20sベース=1.7kg
A-force+SENA20sベース=1.5kg(素は1.4kg)
200gの差がどんなもんか短距離走だとんにゃぴ....んまぁそう、よくわからなかったです.....
でもまぁ軽いのは軽いんで振り向いたりしやすいとは思う。
・空力
高速合流時の振り向きも風に流される感じは無かったんでまぁ優秀かと。形状はGtAirとだいたい似通ってるしまぁそこはある程度似るのかな?
・風切音
ええーやだなぁヘルメットなんてどれも空気抵抗孕んでるしどのみち風切音するじゃないですかそんなこと気にしてたらバイク乗れないじゃないですかやだー!
と、思っていた時期が僕にもありました。
こればっかりは個人的に気になってたんで、使用年数がおおよそグレー寄りのアウトだとは思うけど先代のGtAirくんと比較してみよう。ついでに高速道路も走ってきたんでそれも書いておこう
・GtAirくん
下道速度域「ファァァァァァァァァ.......(小)」
高速道路速度域「サァァァァァァァァ.....(並)」
各部の作りがしっかりしているし首回りもしっかり合皮でシーリングされてるんで静粛性はチョベリグ。みんなこっちを買おうね。
・A-forceくん
下道速度域「ファァァァァァァァァ......(小)」
うん、ここまではそんなに変わらないかな。なーんだ全然静かじゃん騙されn
高速道路速度域「チリチリチリチリチリチリチリチリ」
う る せ ぇ !
いかがだったでしょうk すまんかった。
えっなに?なにこの不快な音は。ほぼ同じ走行風の受け具合・速度域・シールド開閉の条件で走ってるのになんで?どうして?
でもそんなんじゃ憧れ(かっちょいいヘルメットを被って走ること)は止められねぇんだ!
~原因調査~
レスキュー開始!
とりあえず内装、主に影響のデカいであろうチークパッドまわりをメインに見てみよう。
まずもってGtAirのチークパッドは肉が厚く、それでいてヘルメット底面は先述のとおり合皮でちゃーんとシーリングされている。
一方A-forceくんはパッドの肉が薄めで底面は半分程度合皮で覆われてる程度。パッド生地のキメ細かさもGtAirのが細かい。首後ろ側のシーリングは無さそう。
これで何が違うの?って話でおおよそ推測にはなるんだけど、チークパッドが薄く「空気を通しやすい」仕上がりになってるってことは「風の流れを誘導してしまう」のかなぁと。
つまりこんな感じで巻き込み風の影響をヘルメット内にだいぶ取り込んでんじゃないか?と。
なんかこう…耳の横あたりで風が突き抜けてくような感じの音がしてたからもしかすると....?
んじゃあ塞いで風を取り込みにくくすりゃあいいわけだ(ひらめき☆ランディング)
これを
こうして
こうじゃ!(ブスリ♂)
なんかこういかにも「なにか突っ込んでください」と言わんばかりの割れ目があるんで、チークパッドの底面よりちょい大きめにカットした厚手のフェルト生地をインサートする。(※インサートは各々方の自己責任でお願いします。)
ありがとうセリア。(一枚100円+税)
おそらく製造するにあたってスポンジを詰めるのに必要な穴だと思うんで弄っても大丈夫だとは思う。たぶん....
割れ目内部はちょうどスポンジの境目になってるんでフェルトを突っ込むのにとても都合が良い。そこを這わせつつ壊さないように突っ込んでみよう。
最初は硬質素材でキッチリシーリングするのも考えたけれど、フェルトなら濡れても解けず転倒など万が一の場合でも凶器には成り得ないので安心かと。しなるし柔らかいし加工も安易だし
インサート後
高速道路速度域「サァァァァァァァァ.......(並~並強)チリッ」
程度に落ち着いたんでとりあえずストレスは減らせたと思う。
Gtairを基準に表現するとちょっとだけ風切音(特に内通風音)が大きいかな?といった感じだけどこの程度なら普通に使える。
あとはチークパッドの肉盛りをして気密性を上げる等すればよりマシになるだろうけど、そうすると圧迫感が増すし好みに合わせてカスタマイズするのが良いかもしれない。
・その他
インカム取り付け...ベースプレート挟み込み、差し込みはそこまで難しくはない。ただし、インナーバイザースライド機構がインカム基部と干渉する場合があるので帳尻を合わせながら取り付けること。
純正オプション...純正オプションに数えていいかなんとも言えないが添付ハガキをwins本社に送ると「FOGWIN」なる「ピンロック」みたいなシートが無料でもらえる。だいたい返送まで1~2週間くらい掛かる見込みなんで郵送したら気長に待ってみよう。
さて、ひとまずは以上で終了です。
おいおい長時間使用時の疲労度合いの検証とかいろいろやってみたいなって.....
長文駄文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。.