これって…探訪録ですよ…。

そのへんにゴロゴロいるおじさんの探訪録です。    淫夢要素はたぶんありません。

hurricaneくん盆栽日記Vol.6

秋が来たと思ったら寒くなってきたので初投稿です。こいついつもバイクいじいじしてんな…


前回のあらすじ

ryo-hateblo.hatenablog.com
クラッチワイヤーに注油してチョークワイヤーを破壊しました(照れ)
どうして…どうしてですかね…(ゴリライズ)

あれからネットの海でCBR250R('88)のチョークワイヤーを探してみたけど見当たらず、ウェビケで問い合わせたりしてみたがそちらもダメだった(はんなり)そら(約30年前の車種だから)そうよ
かろうじて旧CBR250RR用のチョークワイヤーが流用できるらしいのでそれで代用しよう。

それはそうとチョークワイヤー接続部にアクセスするにはタンクとエアクリボックス諸々を外さなければならないらしい…そっか…閃いた…
それならいっそのこと色々外さなきゃアクセス出来ないパーツを諸々変えてしまえばいいじゃない!(よくばりセット)



今回やること
・チョークワイヤー交換【主目的】
・フューエルホース点検(状況次第で交換)
・エアフィルター交換
・サブエアフィルター交換
・プラグ交換
・プラグキャップ、コード一式交換
イグニッションコイル大型化(MP8→MP10)

アクセスに手間の掛かる点火系と吸気系を一度にやってしまおうという寸法だ。
ホースの取り回しもあるんであまりタンクをパカパカしたくないというのもあるが…
果たしてエアフィルター&プラグ交換初心者は無事に交換することが出来るのでしょうか?それではご覧ください(暗黒微笑)

……流石に闇雲に弄るのも不安of不安なんでしっかりとプランを練り必要部品と工具を吟味、交換方法もあらかた調べておこう(ビビり)


大まかな作業の流れはこんな感じ
①コックOFF→暖気
②タンク、フューエルホース外し&点検
③上下エアクリボックス取り外し
④キャブファンネル養生
⑤プラグキャップコードIGNコイル配線確認 
⑥プラグコード採寸カット、キャップと合体
⑦プラグホール清掃、一穴ずつプラグ外し
⑧並行してプラグ&キャップ取り付け
⑨IGNコイル換装
⑩サブエアフィルター交換
⑪チョークワイヤー交換
⑫エアクリ交換
⑬元戻し


んでもって使った道具はこちら
・車載工具(純正プラグレンチ)
・T字ラチェット
・小型ラチェットレンチ(M8、M10)
・ラジオペンチ
・+ドライバー
・接点復活剤
・ニッパー
・養生テープ
・布テープ
・マーカー
エアダスター
・ウェス(雑巾)


それから用意したモノを列挙しておく。
()内は品番なので参考までにどうぞ
・チョークワイヤー…旧CBR250RR用(17950KAZ000)
・エアフィルター…デイトナの汎用ターボフィルターシート(98697)
・サブエアフィルター…ホンダ純正品(17254KAZ000)
・プラグキャップ…ホーネット250用(30700KEA000)×4
・プラグコード…キタコ製ハイテンションコードΦ7mm×長さ1m(754-0901120)
・プラグ…NGKイリジウムIX(CR9EHIX-9)×4
イグニッションコイル…MP10ホンダ純正品(30510MCC003)×2

ちなみにモ◯タロウなら上記全てを調達できて非常に便利なんで利用をオヌヌメする(ダイマ)

ほな順番に振り返っていくどー

①コックOFF→暖気
まずタンクからホースを取り外す前段取りとしてある程度燃料を流しホース内を空にする。ホース内に燃料が残っていると取り外したときにガソリンが飛散するんでやむなし....
やり過ぎると燃ポンが「カチカチカチカチ…(迫真)」と音が鳴り故障の原因にもなるんで程々にすること。


②タンク、フューエルホース外し&点検
前々回サーモスタットを交換した時の要領でタンクを外していく。

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一通り点検してみたがやはり前オーナーの手で燃料周りのホースは軒並み交換されていた。状況次第では用意しておいたフューエルチューブセット(16955-KY1-315)と交換するのも考えていたが当面はこのままでも大丈夫だろう。
ホースを取り外す前にクリップをラジオペンチで緩め外しておく。クリップの開きが甘いと上手く取れなかったりホースを傷つけたりしてしまうので要注意。
あ、タンク側ホース内への異物混入を養生テープで防いでおこうね。


③上下エアクリボックス取り外し
ここから完全初見です。(武者震い)いざか枕
エアクリボックスは最中構造になっていて、エアクリを間に挟み込むようになっている。


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まずは上側。視認できる6つのネジを外して、写真左上の吸気口部を気にしながら上側全体を斜め上へ持ち上げるようにすれば取り外せる。


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上側を開けるとエアクリがお出迎え。しかし交換は一旦おあずけで外しておく。
その後、同じ要領で再び視認できるネジを外して下側ボックスを外す。


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…すると今度は下側底部とキャブファンネルが出てくるのでガムテープで
④キャブファンネル養生 をしてから上図6点ネジ+更に上方にあるボルト1点を外す。
ここまでしてやっとエアクリボックスを全摘出できる。マトリョーシカかな?


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⑤~⑧の作業へ取り掛かる前にラジエーターボックスのロックピンを外し、ちょっとGOINだけどその辺の自販機で買ってきて飲んだ缶なんかを使ってラジエーターボックスを押し広げてやる。
こうすることで一連の作業時において間口に余裕ができてズルズル円滑に作業を進められるんで気持ちがいい(恍惚)
写真では端の方で試しているが後々更なるクリアランス確保のためボックス真ん中あたりで押し広げたが大丈夫だ、問題ない。
エキパイ周りもだいぶ年季を感じるしそのうち綺麗にしたいなぁ.....


⑤プラグキャップコードIGNコイル配線確認 
間口が広くなったところでプラグコードの配線を確認しておく。原始的な手法だけど触ったり配線を辿ったりするとわかりやすい。

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ここを間違えてしまうとエンジンが掛からなくなる等不調の原因になるので必ずマーカーで印を書いて照合できるようにすること。コード側にも記しておくと採寸と照合が簡単になるんで欠かさずやっておこう
コックピット視点から見て左から1~4番プラグと数えていくがプラグの位置とIGNコイルの配線位置は同じというわけではないので要注意。マーカーで左右もわかるようにしておくと吉

⑥プラグコード採寸カット、キャップと合体

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各プラグキャップ~IGNコイルまでの配線を全て取り外し、取り外したコード長を元にプラグコードを採寸カットしていく。原寸と合わせりゃ間違いないって寸法よ


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切り出したら旧プラグコードからゴムパッキンとコイル接続部キャップを移植、それから曲げ等コードに負担が掛かりそうな部分にゴム或いはビニールテープで厚めに養生をしておく。皮が厚いんでそう容易く切れたり割れたりするとは思えないが旧コードも養生してあったし念のためしておいても損はないだろう


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コード末端はニッパー等でグリグリと穴を押し広げておくこと。こうするとプラグキャップやIGNコイル側の接続ニードルに刺しやすくなるんでこれもやっておこう
あとはプラグキャップと合体させて完成、これを4本分作る。
作った後でIGNコイルのどこに接続するか、養生テープで番号を表示しておくと間違えずに済む。コードを這わせたり潜り込ませたりするし末端露出部を養生できればなおよし


⑦プラグホール清掃、一穴ずつプラグ外し
⑥でプラグコード一式の取り外しが終わったら今度は一本ずつプラグ側を交換していく。
ゴミなど入り込ませないよう 必 ず 一 つ ず つ 外して付けていくこと。

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エアダスターでプラグホール内を綺麗にする。


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それから純正プラグレンチを使い、レンチ内ゴム受け部にしっかりとプラグ上端が刺さるようプラグホール内へ押し込む。
しっかり押し込めたら小型ラチェットレンチでプラグレンチを回して外していく。


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これが外したプラグくん。
4本とも同じくらいそこそこ先っぽが黒ずんでるし早めに交換しといた方が良かったかなぁ…?
三番プラグだけ一部先端がちょっと白っぽく変色しており、もしかしたら焼けすぎていたのかもしれない。交換後の変化がますます楽しみになってきた


⑧並行してプラグ&キャップ取り付け
外したら即新品プラグを取り付けていく。

プラグレンチにプラグをしっかりと差し込み⑦で外した時と逆の要領で締め込んでいく…がここで締め込み量を気にしておかなければならない。
というのもプラグはエンジンやプラグの種類毎で締め込み量が変化する。
締め込みが甘くてもキツすぎても不調の原因となるためトルクレンチを使うか各プラグメーカーさん指定の回転角(X回転回すなど)に従ってトルク管理をして取り付けること。
NGKの推奨締め付けトルクはこ↓こ↓
www.ngk-sparkplugs.jp

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間口を広げたとはいえトルクレンチを入れるには少々厳しいスペースのため手ルクレンチ(回転角)で対応することにした、特に3番プラグはクッッッッソ狭いから覚悟を決めよう
今回使う新品プラグの場合、プラグを手締めでガスケットに当たるまで締めてから1/2回転だけ回して固定する。
ここで小型のラチェットレンチを使うと1/4回転ずつ回せる等小回りが効くのでオヌヌメ

プラグの固定が済んだら⑥で作ったプラグコード一式と合体させていく。⑤で事前に見ておいた通りの配線になるよう線を這わせていこう
…これを4セットやる、喜ぶんやぞ(暗黒微笑)

⑨IGNコイル換装
ざっくり配線手前まで済んだらコイルを換装する。

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コイルステーのボルトとコイル上下の固定ボルトを外し、コイルステーをシート側へ引き込んでクリアランスを確保。
それからコネクターを抜き取りコイルを斜めにしたりしつつ摘出していく。


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MP8とMP10コイルでは滅茶苦茶サイズが違うということもないんでコイルステーにすんなり入る。
ただしだいぶキツくなるんでステーを元の位置に戻すのに少々骨が折れそうなんでお覚悟を…
パッと見問題ないとは思うが、コネクターを再接続する前に念のため接点復活剤をかるーく塗っておこう(おまじない)
IGNコイルを取り付けできたらコードも忘れず取り付けておく。コードはコイルが変わった関係で原寸だとエンジンに当たったり変によじれたりしてたんで要調整かと


⑩サブエアフィルター交換

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先述のコイルから少し手前側にあるサブエアユニットをステーから外し、外れ防止ツメを
押さえながら蓋を外す。

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うーんここもわりと綺麗なんだなぁ…ネットの海で調べた感じだともっとこうグズグズになってるんでここも手が入っていたっぽい。
まぁ部品は余分に買っといたしここも念のためやっておこう。
サブエアユニットは次作業のクリアランスの関係上ステーから外したままで次の作業に取り掛かろう。


⑪チョークワイヤー交換
お ま た せ (本題)
アクセス/配線の関係上サブエアユニットの配線を動かした状態で交換していく。

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ハンドル側の固定(壊)とエンジン側のワイヤーエンド固定バンドを緩めて摘出。
エンジン側末端をハンドル側へと送って取り外すとあまりカチャカチャ当てずに済む。


…旧CBR250RR用チョークワイヤーは旧CBR250R用よりも若干長く、取り回し次第で代用は可能。


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ただしワイヤーエンド固定バンドの位置と噛み合わなかったりするんで「ワイヤーチューブを養生して固定バンドで固定」する等半ば無理くり取り付けたが、チョーク動作そのものはオッケーだったんでとりあえずこれで様子を見てみよう。


⑫エアクリ交換
最後はエアクリ交換。
本来なら使い捨てであり新品と交換するのが定石だが…色々調べはしたものの残念なことに代用品も純正品も見当たらなかった。

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そのため今回はエアクリを断腸の思いではあるが切除し加工することにした(*決意)
カッターナイフで紙フィルターの端を「スーッ」としていけばわりと簡単に剥ぎ取れる。
スポンジフィルターは使用時間経過で少しばかり萎んだりするらしいので紙フィルターの寸法より少しだけ大きめに切り取っておこう


⑬元戻し
これで一通りの作業は終わったんで配線の撚れや張りが無いかを確認しながら戻していく。
…なお、当方はここで二敗した模様。
以下、内容

・燃料ホースが撚れていた為に燃料ポンプが「カチカチカチカチ」と無理をして鳴いていた
・スロットルワイヤーの取り回しが悪くスロットルの戻りが渋くなった

前者はホース調整により完治、後者はワイヤーの取り回しを改め軽く注油し少し張り直した結果完治したのでとにかくヨシ!(よくない)
...とまぁこんな風にならない様ホースの取り回しには気を付けよう!


・換装した感想

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…君なんか音変わった?
いや、確かに吸気系弄ったわけで吸気音変わるのは変わってるんだけども…なんかこう前よりエンジンがすこーしばかり元気になったような気がする(当社比)
始動性もだいぶ改善されてスターターを押してすぐにエンジンが掛かる。
音もそうだが下からのトルク感も若干ではあるが向上しており、経年劣化とかもしかしたらプラグ被りとかあったのかなぁとか色々と考えさせられるいいきっかけになった(御満悦)
あと純粋におバイクいじいじするのが楽しかったし、最後(完了した瞬間)が気持ち良かった

Tracerの方もじきにプラグ交換するかなぁ…


おわり